手軽で簡単に塩分制限食を手に入れたい人は宅配冷凍弁当サービスを利用するのがおすすめです。
塩分の過剰摂取等によって引き起こされる高血圧は、脳卒中や心臓病の原因になりやすく、減塩対策をして予防することは健康的な生活をおくるためにはとても大事。
しかし、高齢の家族のために塩分制限食を作りながら、家族全員分の食事を用意するのは、とても大変なことですよね。
そこでこの記事では、糖尿病・高血圧・腎臓病などを患っていて減塩する必要がある人でも利用できる宅配冷凍弁当サービスをランキングにまとめました。
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塩分制限(減塩)のメリット
塩分制限のメリットは、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の原因となる高血圧の状態を回避できること。
塩分を摂り過ぎると、体内のナトリウムと水分の量を調節するために血液量が増加し、高血圧の状態になってしまうんです。
塩分制限のメリットは
- 脳卒中や心筋梗塞による死亡率減少
- 腎臓疾患のリスク減少
- 夜にトイレに行くために目が覚めてしまう夜間頻尿の減少
- メタボリックシンドロームのリスク減少
が挙げられます。
1日の塩分摂取量の目安
厚生労働省が推奨している日本人の食塩摂取量の目標値は、男性は8g/日未満、女性は7g/日未満
日本高血圧学会による高血圧患者の減塩目標は、男女とも6g/日未満
引用:減塩食について
2014年に厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書では、食塩の摂取目標量は、18歳以上の男性は一日あたり8.0グラム未満、18歳以上の女性は7.0グラム未満とするとされています。
欧米諸国では1日の食塩摂取量として6グラム未満が推奨されているんです。
塩分制限のデメリット
塩分を制限しすぎると、次のようなデメリットもあるので、特に高齢の人は気を付けましょう。
- 熱中症になりやすくなる
- ミネラル不足になり、新陳代謝が鈍る
塩分制限に特化した冷凍弁当ランキング
スギサポデリ
スギサポデリが提供する冷凍弁当の特徴は、塩分が少ないだけではなくカロリーも低く抑えられていること。
スギサポデリの塩分カロリー調整食は
食塩の代わりに柚子胡椒を使ったり、炒って食材の旨みを凝縮した炒り煮を採用した「和のおかずセット」
昆布やあんかけ、柚子和えを採用して風味を引き立てた「魚介のおかずセット」
おかかや昆布・ごまを使って味付けした「バラエティセット」
平均栄養素は
- エネルギー:266 kcal
(茶碗1杯150 g約252 kcalと合わせて1食518 kcal) - 食塩相当量:1.9 g
となります。
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクトの特徴は、昆布・鰹節・椎茸・白菜だしの4種類の重ねだしを使って減塩しつつ、素材の味を引き立てている点です。
低温で煮込んだ特製のだしを使うことで、塩分を制限した味付けと思えない、風味豊かな調理を可能にしています。
また、毎週400名のお客様にアンケートを実施し、その分析結果を活かして減塩でも美味しい冷凍弁当に繋げているんです。
平均栄養素は、
- エネルギー:300 kcal以下
(茶碗1杯150g約252 kcalと合わせて1食552 kcal) - 食塩相当量:2.0 g以下
となります。
ニチレイフーズダイレクト
ニチレイフーズダイレクトの特徴は、料理に柚やだし・甘酢餡かけ・黒酢・ねぎソース・生姜ペースト等を使って減塩でも味が薄くならないよう工夫している点です。
だしを使って鶏肉を卵で閉じたり、人参・サツマイモや彩野菜を甘酢餡で絡めたりして、素材の味を引き立てています。
平均栄養素は、
- エネルギー:240 kcal
(茶碗1杯150g約252 kcalと合わせて1食492 kcal) - 食塩相当量:1.4 g
となります。
トオカツフーズ
トオカツフーズの特徴は、栄養素や水分・旨みを損なわないように冷凍しているので、解凍後も塩分を抑えながら美味しい食事が出来ることです。
料理に五目あんかけ、昆布、生姜、大根おろしだれ、カボチャと小豆の甘味などを使って減塩でも味が薄くならないよう工夫しているんですよ。
具体的には、焼いたアジに野菜たっぷりの五目あんかけをかけたり、ブリを生姜たっぷりのタレで煮たりして、減塩対策をしても味が薄くならないようにしています。
平均栄養素は、
- エネルギー:238 kcal
(茶碗1杯150g約252 kcalと合わせて1食490 kcal) - 食塩相当量:1.8 g
となります。
ウェルネスダイニング
ウェルネスダイニングの減塩に特化した冷凍弁当は、出汁や香辛料を使うことで塩分量を1食2グラム以下かつカロリーを300 kcal以下にしながらも、美味しく飽きない味を作っていること。
食材の下茹でを行い、調味料を入れるタイミングを考えることでしっかり味の付いた調理を行っています。
メニューは、管理栄養士がバランスを考えた肉料理や魚料理・和洋中の献立となっており、毎食違う主菜になるようなセットになっているので、飽きずに塩分制限を続けることができるんです。
塩分制限をしながらでもしっかり味の付いた料理を食べたい人にウェルネスダイニングはおすすめですよ。
平均栄養素は、
- エネルギー:300 kcal以下
(茶碗1杯150g約252 kcalと合わせて1食552 kcal) - 食塩相当量:2.0 g以下
となります。
まごころケア食
まごころケアの特徴は、管理栄養士が減塩にこだわりながらも、香辛料や出汁を使って味が薄くならないよう工夫していることです。
毎回管理栄養士が1食あたり塩分2.0グラム以下かつカロリーが300kcal以下になるよう献立を作成してくれます。
毎回違った食事が届いて飽きが来ないので、塩分制限を無理なく続けることができますよ。
なので、塩分制限を無理なく続けていきたいという人にまごころケア食の冷凍弁当はおすすめです。
平均栄養素は、
- エネルギー:300 kcal以下
(茶碗1杯150g約252 kcalと合わせて合わせて1食552 kcal) - 食塩相当量:2.0 g以下
となります。
塩分制限をしないと起こるおそろしい症状
塩分を制限しないと、血液中のナトリウムの量が多くなり、それが中枢神経に働きかけ、人間は水分をとるようになります。
水分を摂取すると血液量が増加し、血圧が高くなって血管の壁面が厚く硬くなって動脈硬化を引き起こしてしまうのです。
動脈硬化は心筋梗塞と脳梗塞を引き起こしますし、高血圧状態は心臓に負担をかけ、心臓肥大が起こって心不全になります。
体に現れる症状は、
- 脳出血
- 脳梗塞
- くも膜下出血
- 心肥大
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 動脈硬化
- 腎不全
- 腎硬化症
なので、減塩対策をしてこれらの症状にを回避する必要があります。
塩分(食塩)を少なくするための工夫
塩分を少なくするための工夫は、
- 減塩に特化した冷凍弁当宅配サービスを利用すること
- 新鮮な食材の風味を活かして薄味で調理すること
- 果物、香辛料、ハーブ等の酸味を利用して味付けすること
- 減塩の醤油、酢、ソースなどの調味料を使用すること
- 味噌汁を作る際は具沢山にして汁を減らして減塩すること
- 外食や加工食品を避けること
- 塩分の多い漬物を避けること
- さばの塩焼き等の味付けされている料理に調味料を多くかけないこと
- ラーメンやうどん等を食べるときは、汁を飲まないこと
- カップ麺、天丼、塩鮭等の塩分が多い食品を知ること
等が考えられます。
【まとめ】減塩を成功させるには
減塩を成功させるには、塩分制限をしないとどのような症状が起こるのか理解し、料理には香辛料や出汁を使って塩分に頼らない味付けをしたり外食や加工食を避ける必要があります。
しかし、味付けに工夫したり加工食を利用しない料理は非常に手間がかかりますよね。
なので、減塩に特化した冷凍弁当宅配サービスを利用すれば、忙しくても健康的で美味しい食事を家で手軽に摂れることができるので、生活に取り入れてみることはお勧めですよ。