脂質の摂りすぎは、肥満の原因となることはもちろん、.膵炎や急性心筋梗塞など病気の原因となることがあります。
でも、脂質の量やカロリーを細かく計算して食事メニューを考えるのって大変ですよね。
そんな時におすすめなのが、脂質量を抑え、栄養バランスも整った冷凍宅配弁当のサービスです。
この記事では、脂質制限に特化した3つの冷凍宅配弁当の特徴、脂質制限ダイエットのメリットデメリットを紹介していきます。
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脂質制限が必要な病気って何?
脂質の摂りすぎが原因となる病気は主に次の3つになります。
- 脂質異常症
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常をきたし、血液中の値が正常域をはずれた状態をいいます。動脈硬化の主要な危険因子であり、放置すれば脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患をまねく原因となります。
引用:脂質異常症
この状態を放置すれば、動脈硬化(血管が硬くなり血液が詰まる)が進行してしまう可能性があります。
冠動脈がさらに狭くなって「完全にふさがって血液が通じない」ままになりますと、その部分の心筋細胞が壊死して、症状も長時間続くことになります。この状態を急性心筋梗塞症と呼びます。
症状は、胸の痛みが出て、そのまま放置すると呼吸困難や意識障害、血圧低下が起こり最悪の場合は死に至ります。
半身のしびれやふらつき、嘔吐、ろれつが回らないなどの症状が突然現れる場合が多いです。
脂質制限に特化した冷凍弁当
〈脂質の食事摂取基準(%エネルギー)〉
性別 男性 女性 年齢等 目安量 目標量 目安量 目標量 0~5(月) 50 - 50 - 6~11(月) 40 - 40 - 1~2(歳) - 20~30 - 20~30 3~5(歳) - 20~30 - 20~30 6~7(歳) - 20~30 - 20~30 8~9(歳) - 20~30 - 20~30 10~11(歳) - 20~30 - 20~30 12~14(歳) - 20~30 - 20~30 15~17(歳) - 20~30 - 20~30 18~29(歳) - 20~30 - 20~30 30~49(歳) - 20~30 - 20~30 50~64(歳) - 20~30 - 20~30 65~74(歳) - 20~30 - 20~30 75以上(歳) - 20~30 - 20~30 妊婦 - - - 20~30 授乳婦 - - - 20~30
例えば、活動量が普通の18~29歳女性の必要エネルギーは2000カロリー、脂質は54.8g。
外食の脂質量を見てみると、かつ丼27.9g、カルボナーラ39.49g、ハンバーグ30.7gと一日の基準値の半分以上を1食で摂ることになります。
でも3食脂質量を計算しながらの自炊は面倒ですよね。
そんな時に便利な、脂質を抑えられる冷凍弁当を紹介していきます。
メディミール
- 脂質異常症や高血圧の人向けのコースがある
- 医療の専門チームが監修
- 常駐の管理栄養士に食生活の相談ができる(月~金 10:00~17:00)
メディミールは脂質異常症や高血圧・ダイエットをしている人にピッタリのお弁当が豊富にあります。
メニューはカロリー・塩分・塩分&タンパク質制限食・バランス健康食と4つのコースがあり、中でもカロリー制限食コースは、216~264kcal、塩分は2.5g以下と低カロリー。
また、メディミールは管理栄養士はもちろんのこと、看護師・理学療法士・言語聴覚士など医療の専門家が監修しているので、栄養バランスも摂れた制限食なんですよ。
管理栄養士は、月曜から金曜の10:00~17:00まで常駐しており、コース選びから普段の食生活のことまで相談に乗ってくれます。
ニチレイフーズダイレクト
- 脂質を抑えたい人向けのコースがある
- 種類豊富なメニュー
- 4食お試しセットがある
ニチレイフーズダイレクトは、糖質・塩分・脂質・たんぱく質・カロリーを抑えた気配り御膳、筋肉や体力をつけたい人向けのパワーデリなど様々なコースがあります。
中でも脂質を抑えたい人向けの気配り御膳は、カロリー平均208kcal(脂質Aコース)、脂質3.5~11.9gとなっているので、高血圧や脂質異常症、ダイエット中の人におすすめです。
それから、ニチレイフーズダイレクトは日本で初めて冷凍食品を作った企業なだけあって、気配り御膳だけでも57種類と豊富な品揃え、味もおいしいと評判ですよ。
また、通常¥3932のところ¥2980でお得に購入できる4食お試しセットがあるのでまずはこちらから試してみてはいかがでしょうか。
ナッシュ
- 定期購入でも自分の好きなメニューを一つずつ選べる
- 脂質制限中でも食べられる洋菓子も豊富
- 1食あたりの価格が安い
ナッシュは、毎週70種類以上のメニューから自分の好きなお弁当を一つずつ選んで注文できる定期購入サービスを取り入れています。
脂質量が多いお弁当もありますが、10g前後のメニューを選んで購入すれば、脂質を抑えることができるんです。
また、ナッシュでは脂質制限中でも食べられるデザートも販売しています。
通常チーズケーキは、脂質量焼く20gほどですが、ナッシュのチーズケーキバーは2本で12g。
洋菓子には脂質が多く含まれているので、ダイエット中は避けたいところですが、我慢しすぎはストレスになるので、自分へのご褒美に購入してみてはいかがでしょうか。
それから、ナッシュは他の冷凍弁当と比べて1食あたり¥568(10食セット)と低価格となっています。
食事制限は続けることが重要なので、手ごろな価格で購入できるのはうれしいですね。
さらに、10月末までの初回注文で300円オフになるキャンペーン中なのでお試ししてみてはいかがでしょうか。
脂質を多く含む食品
脂質は動物性の脂の飽和脂肪酸と、植物性の脂の不飽和脂肪酸の2種類に分けられます。
飽和脂肪酸が含まれる食品
・バター、調理用油、マーガリンなどの油脂
・肉の脂
・スナック菓子、洋菓子
不飽和脂肪酸
・ナッツ類
・魚
・アボカド
飽和脂肪酸は、体内に蓄積されて体脂肪になりやすい性質を持ち、コレステロールや中性脂肪を増やして血液をドロドロにしてしまうので摂りすぎには注意です。
一方不飽和脂肪酸は、体内に蓄積されづらく、炎症を抑えたり、血中悪玉コレステロールの減少を助けてくれる良質な脂なので積極的に摂取しましょう。
「脂質制限ダイエット」のメリット・デメリット
脂質を抑えたほうがいいのはわかったけど、結局なぜ痩せるのか、メリットやデメリットも気になりますよね。
どういった点がダイエットに向いているのか、また脂質を控えることで何が起こるのか説明していきます。
メリット
・カロリーを抑えられる
・炭水化物を食べられる
・筋肉の減少を抑えることができる
脂質制限ダイエットのメリットが3つあります。
1つ目は、カロリーを抑えられることです。
3大栄養素の中で、脂質は1番カロリーが高く、1gあたり9kcalもあります。
※タンパク質と糖質は1g=4kcal
脂質を抑えることで、大幅に摂取カロリーを抑えることができて、効率よくダイエットできるのです。
2つ目は、炭水化物を食べられることです。
糖質制限だと、ごはん・パンなどの炭水化物をほとんど食べることができません。
しかし、炭水化物には脂質がほとんど含まれていないので、過度に摂取しなければ問題ありません。
(脂質量例:ごはん160gで0.48g、食パン6枚切り1枚で2.64g)
3つ目は、筋肉の減少を抑えることができることです。
私たちの体は、糖質が足りなくなると筋肉を分解して、活動するためのエネルギーを作り出そうとします。
しかし、脂質制限では糖質も摂りすぎなければOKなので、筋肉を減らさず脂肪だけ減らすことができるのです。
デメリット
・極端に制限すると肌や髪がボロボロに
・脂っこい食べ物を食べられない
・食材選び、調理方法に手間がかかる
脂質は3大栄養素の1つとも言われ、ホルモンの働きに影響します。
なので極端に脂質を減らすことで、それらがホルモンに影響するだけでなく、エネルギー代謝を低下させる恐れがあるのです。
そうなると髪や肌に潤いが無くなるだけでなく、痩せにくい体質へと変化することもあります。
また、脂質制限をする中で辛いのはラーメンや、サーロインステーキ、ケーキなどの脂質が多い食品が食べれないこと。
それ以外にも自分自信で自炊する場合は食材選びや調理法に手間がかかることです。
意外と脂質が含まれる食品は多く、成分表を確認しなければならなかったり、自炊する場合も焼く、揚げるよりも蒸す、茹でるなどの工夫で脂質を抑えなければなりません。
脂質制限と糖質制限どちらがダイエットに効果的?
脂質制限と糖質制限どちらもメリット・デメリットがあり、どちらが効果的かは、医者や学者の中で意見が分かれているのです。
脂質制限は炭水化物が好きな人、糖質制限は炭水化物よりお肉や野菜が好きな人におすすめなので、自分に合った方法を選びましょう。
糖質制限を行うと血糖値の急激な上昇を防ぐことができて太りずらくなりますが、炭水化物が食べられない、集中力が欠けたり疲れやすくなったりというデメリットがあります。
一方、脂質制限は摂取カロリーを抑え、食べたものを脂肪に変わりやすくするのを防ぐことができるので痩せることができますが、脂っこい食事が食べられないというデメリットがあります。
これらを踏まえ、自分の食生活を見直して、摂りすぎている成分を控えることがダイエットの近道になるでしょう。
脂質が不足するとどうなるの?
脂質は、摂りすぎると脂肪として蓄積されてしまい、高血圧や脂質異常症の原因となります。
しかし、悪いことだけでなく、体のエネルギー源、細胞膜の形成やホルモンの材料、脂溶性ビタミンの吸収を促してくれる重要な役割を果たしているのです。
脂質が不足すると髪や肌のうるおいがなくなり、ホルモンバランスが乱れたりエネルギー不足になってしまいます。
過剰摂取も良くないですが、不足すると様々な不調が出てきてしまうのです。
脂質の適正な摂取量は、1日に必要なエネルギーの20~30%ほどと言われています。
この適正な量を守り、ナッツやアボカドなどの良質な脂を積極的に摂るように心がけましょう。
まとめ
脂質を制限することは、生活習慣病の予防、ダイエットにもなります。
バランスよく三大栄養素を摂れるダイエット法なので健康的に痩せることができるでしょう。
まだ世間では広まっていませんが、これからメジャーなダイエット方法になること間違いなしです。
1つ1つの食材の脂質量を計算するのは面倒ですが、冷凍弁当なら簡単に脂質制限ができます。
ぜひ活用してみてください。