きのこを毎日の食事に取り入れて、食材から無理なく菌活しませんか?
きのこは冷凍すると細胞が崩れることによりうまみが増すため、買ってきてすぐにいただくよりもむしろ一度冷凍することで美味しくなります。
フレッシュなうちに冷凍保残しておけば、食品ロスを減らせて美味しくいただけるので一石二鳥です。
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冷凍きのこミックスの作り方
きのこを数種類食べやすい大きさに切り、火を通さず冷凍するだけ。
きのこの種類も量も決まりはありません。
大きめのジップバックに詰めすぎないように入れて平たくして冷凍するのがコツです。
1種類でもできますが、きのこの種類によって栄養素や旨味が一つずつ違うので、ぜひいろんな種類のきのこをまとめてミックスしてみましょう。
きのこの種類別、切り方のコツ
火の通りを均一にするため、できる限り大きさが同じくらいになるように切りましょう。
きのこは水洗いせず、汚れが気になるときはハケを使って汚れを払います。
○しいたけ
軸とかさを切り離し、それぞれスライスする
○えのき
いしづきを切り落とし、半分の長さに切る。下半分は固まっているのでほぐしておく
○エリンギ
かさの方から切れ込みを入れ、手で縦に裂く。長さを半分か3つくらいに切る
○しめじ
一株を4分の1に分けてから石突きを切り落とし、細かくほぐす。
○マッシュルーム
いしづきを下にして置くと安定するので、その状態でスライスする
○まいたけ
いしつきがあれば切り落とし、手で細かく裂く
和風きのこパスタ
調理時間15分
4人分の材料
パスタ 400g
塩 茹でる用適量
冷凍きのこミックス 二つかみ
はんぺん 半分
塩昆布 3つまみ
バター 20g
醤油 小さじ1
しそ 5〜10枚
①パスタを茹でます。お好みの塩加減で茹でてください。茹でている間にはんぺんを切ります
②茹で上がる2分前に冷凍きのこミックス二つかみを鍋に入れ一緒に茹でます。同様に1分前に切ったはんぺんを加えます。
③茹で上がったらザルにあげてボウルに移しバター、塩昆布、醤油を加えて熱いうちにませます。味見をして、薄ければ塩胡椒などで調整します。
④盛り付けてお好みでしそを乗せて完成です。海苔やネギでも合いますよ。
レンチンだけ!無限きのこ
数年前に無限ピーマンが流行りましたが、キノコでも応用可能。
調理時間5分
冷凍きのこミックス 2つかみ
ツナ缶 1缶
揚げ玉 一つかみ
ごま 適量
ポン酢 適量
①耐熱容器やシリコンスチーマーなどできのこを加熱します。量やワット数にもよりますが、2分くらい。
②茹で上がったらツナ缶以外を混ぜて味をなじませ、最後にツナ缶を油ごと加えます。味付けした後にツナ缶の油でコーティングする感じです。
ノンオイルタイプのツナ缶を使う場合は、ごま油を少し加えてください。
豚ときのこの重ね蒸し
調理時間15分
材料4人分
冷凍きのこミックス 二つかみ
豚こま肉 100g
キャベツ 3枚
塩胡椒 少々
料理酒 小さじ2
ポン酢 適量
①キャベツは千切りにします。がんばって細くしなくてもザクザクでOK!加熱前のフライパンに入れて軽く塩胡椒します。
※キャベツが旬でない時期などはもやしで代用可です。
②豚こま肉をキャベツの上にできるだけ重ならないように乗せます。軽く塩胡椒をします。
③さらに冷凍きのこミックスを二つかみのせて塩胡椒します。
④料理酒小さじ2を入れ蓋をして点火します。中火で焦げないように注意しながら5分ほど加熱します。
⑤豚こま肉に火が通っていたら完成です。
ポン酢をかけていただきます。
きのこは旨味成分のグアニル酸が含まれています。グルタミン酸(昆布など)やイノシン酸(鰹節や肉類)などと合わせて調理すると、旨味成分が重なっておいしい味になります。
また、加熱したときに梅旨味成分が溶け出すので、栄養面から考えると汁ごといただくお料理に向いています。
昆布と鰹節で撮ったお出汁で作るお味噌汁に入れてきのこ汁をぜひ試してみてください。旨味の深さが病みつきになります。
冷凍庫にストックしておけばいつでも気軽に食べられます。